中性脂肪をこれ以上増やさない為には、摂取したエネルギーと同じだけ消費し、エネルギーのバランスをとった生活を
することです。
脂質や糖質、炭水化物は生きるために必要不可欠ですが、これらのエネルギーのうち余った分は中性脂肪として体内に蓄えられます。
食生活の高カロリー化に伴い、現代人は、消費するエネルギーよりも摂取するエネルギーの方が上回りがちです。”食べた分だけ上手に消費”する
ことが大切です。
食べすぎない為に
食べすぎを防ぐ為には、よくかんで、ゆっくり食べることを習慣付けましょう。
通常、食事を始めて脳が満腹と感じるまでには、15分〜20分かかります。
早食いをすると、満腹と感じる前に食べすぎてしまうことになります。よくかんで、ゆっくり食べることによって血中の糖と脂質の濃度が上がり、
適量の食事で満腹感が得られます。
糖質に要注意
糖質は最も脂肪になりやすい栄養素です。エネルギーとして消費されなかった糖質(ブドウ糖)は中性脂肪として脂肪細胞に蓄えられます。
ケーキやチョコレート等には糖分だけでなく、コレステロールも多く含まれている場合もありますので、控えめにして下さい。
果物には”果糖”が含まれますが、コレステロールを取り除く水溶性食物繊維も含まれています。果糖のとりすぎは中性脂肪を増やす原因になりますが、
適量(りんご1個程度/日)なら、おすすめです。
食事の回数は3回が基本
食事の回数を減らすことで、脂肪(体重)を減らそうとするのは逆効果です。食事の回数が減った体は、エネルギーを中性脂肪として蓄えようとします。
さらに、空腹状態ではコレステロールも余分に作られます。よって、朝食を抜いて学校や仕事に出かけるのも、同じく太りやすい体質をつくることになります。
間食と夜食は脂肪を増やす原因
間食や夜食は肥満の大きな原因の1つです。3度の食事でしっかり食欲と栄養を満たすことが大切ですが、どうしても食べたい時は、エネルギーの低いものを
選んで食べるようにしましょう。
また夜間の人間の体は、副交感神経によって腸の吸収能力が高まり、栄養を吸収してとりいれるサイクルになっています。この時間に食べる(夜食)ことは、
当然肥満へとつながりますので、夜遅くの食事はしないようにしましょう。
賢い糖分の摂り方
砂糖は消化・吸収が早く、すぐに脂肪に変わってしまいます。
また、糖質は、果物やチョコレート、ケーキ等に含まれるブドウ糖やショ糖からだけでなく、
穀類やイモ類に含まれる、でんぷんからも摂取できます。これは、ブドウ糖やショ糖に比べるとゆっくり吸収され、脂肪になりにくいので、糖質はできるだけ
穀類やいも類から摂るようにするとよいでしょう。